● 平成元年（1989）

VHS全盛の時代

平成元年のビデオデッキ普及率は63.7％。
VHSで販売されていた当時のAVにおいて「イラマチオ」という言葉が使われていた形跡は見当たらない。
「イラマチオ」という言葉自体、ほとんどの人が知らなかったものと思われる。

● 平成8年（1996）

DVD登場

この年にDVDが登場したものの、本格的なDVDの普及は2000年代に入ってから。しばらくの間、AV作品はVHS版とDVD版が並行して販売されていた。
相変わらず「イラマチオ」という言葉自体は一般化しておらず、男性が主導のフェラチオについては「強制フェラ」や「強制ディープスロート」などと表記されていた。

● 平成11年（1999）

強制フェラ奴隷シリーズ登場

この頃になると、男性主導のイラマチオ的なプレイが見られる作品が散見されるようになる。
平成11年（1999）7月には、「強制フェラ」という言葉を冠したシリーズ作品「強制フェラ奴隷」が販売開始される。

● 平成13年（2001）

イラマチオ普及期

21世紀を迎えると、メジャーなAVメーカーから、イラマチオコーナーを収録した作品が数多くリリースされるようになる。パッケージやメーカーコメントにも「イラマチオ」という文字が増え始めると同時に、誤用の「イマラチオ」と表記しているAVメーカーも複数見られた。

当時の代表的なシリーズ

• 月刊シリーズ（2001～）
• 裏シリーズ（2002～）
• 拘束椅子トランス（2002～）
• 使い捨てＭ奴隷（2003～）
• 喉の奥までチンポをブチ込め！（2003～）

● 平成17年（2005）

イラマチオ研究所開設

画像はイラマチオ研究所開設当初の画面レイアウト。
平成17年（2005）8月17日に、最初のレビュー作品「強制フェラ奴隷2 笠木忍」を公開。 最初の1年で200本以上のイラマチオ作品をレビューしていた。

ドグマのゲロイラマ

研究所開設の翌月、「Mドラッグ 星月まゆら」が発売。
女優を便器に拘束して、10連続イラマチオでゲロを吐かせまくるという内容に、それまでのイラマチオの概念をぶち壊すくらいの衝撃を受けた。
これにより、イラマチオ×ゲロといえばドグマと言う時代がしばらく続く。

当時の代表的なシリーズ・作品

• エンドレスファッカー（2004～）
• Mドラッグ（2005～）
• レアル（2005～）
• 松岡理穂にぶっかけ100発（2005）

● 平成22年（2010）

ワープ全盛期

ドグマ作品の人気が落ち着き始めると、「ワープエンタテインメント」から、不動の人気シリーズ「女子校生イラマチオ」が定期的にリリースされるようになる。
さらに、喉奥発射にこだわった「喉奥ショットガン M」シリーズもヒットさせ、イラマチオ作品を安定供給してくれるメーカーとして、多くのイラマチオファンを楽しませてくれた。

当時の代表的なシリーズ

• 女子校生イラマチオ（2009～）
• 喉奥ショットガン M（2012～）
• 泣きじゃくり（2010～）
• 最後は、のど射（2010～）

● 平成26年（2014）

「縛殺奴隷」がランキングを独占するも販売停止に

ハードなイラマ作品が出てこなくなってきた最中、突如として、超過激な「縛殺奴隷」シリーズが毎月のようにリリースされ、当研究所のランキング上位を独占。毎回グロいレベルのイラマを連発していたが、あまりにハードすぎて2017年に販売中止になってしまう。

当時の代表的なシリーズ

• 縛殺奴隷（2013～）
• 微笑む口便器（2016～）

● 平成29年（2017）

えむっ娘ラボが急成長

突如現れた新興メーカー「えむっ娘ラボ」。その名の通り、Mっ娘を起用した作品を手がける。「吐き出すまで突きまくる、史上最狂のイラマチオ 三原ほのか」を皮切りに、今もリリースが続く、最狂イラマチオシリーズ。これまでに見たことがないレベルのイラマを収録しており、イラマチオの新時代を切り開く勢いを見せている。

当時の代表的なシリーズ

• 吐き出すまで突きまくる、史上最狂のイラマチオ（2017～）
• 最狂イラマチオ〇〇（2018～）

● 平成31年（2019）

イラマチオ変革期へ

平成最後の年、「2019年の期待作ラッシュ」に見られる通り、多くのメーカーから良作イラマチオが連発。イラマチオをテーマにしてくれるメーカー・監督も増えており、今まさに変革の時を迎えている。